事務所移転のお知らせ



みなさま

長らくFTF石巻の事務所としておりました『佐藤アパート5号室』を、2013年12月末日を持ちまして、飯野川の一般社団法人りぷらすに完全移転致しました。

石巻にスタッフが常駐出来たのも、このアパートのおかげです。
たくさんのボランティアさんを受け入れられたのも、このアパートのおかげです。
地元の方と交流できたのも、このアパートのおかげです。

さまざまな方に支えられてここまで来れたことを、感謝しております。

みなさまから、アパートの募金箱にいただいた11、451円は、アパート維持費やボランティアさんの物品購入に使わせていただきました。ありがとうございました。

現在は、月曜日を中心に雄勝地区、河北地区でリハビリテーション支援事業を継続しております。
しかし、この活動も最長5年間の期限であるため、少しずつ活動規模を縮小しております。

この両地区でも、災害公営住宅の建設はほとんど進んでおらず、また建設された後も生活環境の大幅な変化に対応できない方がいることが想像できます。現地の方の生活を支えるために、今後も活動を続けてまいります。

最近は、報告も滞り、大変失礼いたしました。

今後も、みなさまのお力をお借りすることがあると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

FTF石巻橋本・小山

2013.6.17   活動報告  長尾PT


2013年6月17日(月)
石巻市雄勝地区の訪問に同行しました

ap bank 東北ボランティアプログラムを通し、face to faceにお世話になることになった横浜市在住の理学療法士の長尾です。今回、face to face が活動開始当初から関わっている石巻市雄勝地区の個人宅に訪問する作業療法士さんに同行させていただきました。石巻市の河北地区から車で約30分、震災の爪痕の残る海岸線や杉林のくねくね道を抜けた浜の近くにAさんの家はありました。

訪問の依頼は地区の保健師さんからあり、Aさんの身体機能評価、機能訓練の必要性とその効果があるか、家の片づけをするという目標設定は達成可能かなどの具体的な依頼内容と経過が前情報としてありました。浜の近くに着いて、歩いている地元の方にAさんの家の場所を尋ねると、「そこだよ~」と教えてくれました。そうです、ここではカーナビも携帯も必要ないのです。

Aさんの大きな家に着くと、奥様と一緒に待っていてくださいました。経過や身体機能、歩行状態、転倒歴、家での動線を確認したり、最近散歩に行っているという浜までの往復の歩行状態を見させていただきました。Aさんのお話を聞いていると、今までの疾患の経過の他に、避難所で過ごしたことや、直接はお聞きしませんでしたが津波で漁に出るための道具が失われ、震災の影響を大きく受けていることがわかりました。この地区はおいしいウニやアワビが獲れるそうです。

今回の訪問では、手すりを使った下肢筋力強化運動を毎日することと、浜までの散歩の際は杖を使っていただくように助言させていただきました。また来週訪問して、経過を確認することをお約束してAさんの家をおいとましまして、雄勝総合支所に立ち寄りました。訪問を依頼してくださった保健師さんは出張で不在でしたが、対応してくださった保健師さんもAさんのことをよく把握しており、今日の訪問内容を報告して、来週の訪問予定と今後の訪問の可能性について確認しました。

石巻ならではの活動を知ることができた貴重な経験でした。特に雄勝地区での連携はface to faceの今までの活動の成果であり、すばらしいと思いました。

2013.2.14 活動報告  小田PT


活動日2/14
地域:雄勝地区

・呼びかけ
・血圧測定
・つまかけ体操
・日常会話(近況報告)

この日は、最終日ということで、実際にプログラム内容の立案から実施までほぼ一人でさせて頂きました。参加者は5~6人程度のの方に来ていただくことが出来ました。プログラム内容としては、全身のストレッチ、椅子からの立ち座りや筋力強化練習、左右の肩を前後にバラバラに動かすといった頭と体を使うものを行いました。普段、病院で勤務しているため、なかなか集団でのリハビリはうまく進めることができませんでしたが、非常に楽しく、良い経験になりました。活動に参加させて頂いた3日間で理学療法士として、また人として多くのことを考えさせられました。ただこれは自分の中ではまだまだきっかけに過ぎないと感 じていますので、今後も継続して活動に参加して行きたいと思いました。

2013.2.13 活動報告  小田PT


活動日:2/13 
活動場所:河北地区

・血圧測定
・草履作成
・お茶を飲みながらの日常会話(近況報告)
・リハビリ相談

本日は雄勝地区にてリハビリ相談会に参加しました。内容に関しては血圧測定による体調の確認を行い、その後、ビニールテープを使用した草履を作成しました。参加された8人の方々は皆さん自分よりもとても上手でした。作成の過程では早く完成された方が他の方にも教えてくださったり、会話が多くとても和やかでした。最後には、家でも作りたいからとのことから道具を購入する方もいらっしゃり、このリハビリ相談会によって目的を持ち、かつご本人たちが楽しみ率先して仮設住宅でもさらに活動する機会が増えればと感じました。

また個別にリハビリ相談に来てくださった男性は最近、体が固くなり動かしにくくなってきたとのことでした。そのため、ご自宅でできる簡単な自主トレーニングを提案させて頂きました。その方はもともとは病院に行き、リハビリを受けていたのですが、仮設住宅に移られてからは片道30分もかかってしまうため、行く機会が減ってしまったとのことでした。きっと同じような理由で足が遠のいている方々まだまだはたくさんいるのではないかと個人的に感じました。

2013.2.12 活動報告  小田PT


活動日:2/12 
活動場所:河北地区
・戸別に声かけ
・血圧測定
・つまかけ体操

活動内容は、各仮設住宅にリハビリ相談会を行うことを一軒一軒に声かけをし、その後、血圧測定、立ち上がりやセラバンドを使用した筋力強化練習などを行いました。なぜつまかけ体操が必要になってくるかと言うと仮設住宅に移られたことで、震災前と比べて活動量が減っているため、予防的にアプローチが必要になってくるとのことでした。またみなさんが集会場に来られることで、コミュニティが形成され、お互いがお互いを気にかけながら生活を起こることができるようになります。それにより引き込みがちが少しでも改善し、外に出る機会が増えるとのことでした。

FTFの活動を通して、日々、病院で勤務していると対象者は必然的に怪我や病気をされており、リハビリを必要として入院されるため、時として、こちら側のペースや考え方でリハビリをおこなってしまうことがあると反省しました。本来はもっと時間をかけて関係を築き、会話の中から本当に求めているものを引き出していく必要があると感じました。

活動報告(PT佐々木)


活動日:2013年3月12日
活動場所:河北地区(仮設住宅でのリハビリ相談会)

<活動内容>
1)当日各戸に声かけ
2)血圧測定
3)つまかけ予防体操(転倒予防体操)

<感想>

震災後、初めて活動に参加しました。ずっと気になっていたFTFの活動に参加することが出来ました。
今回、橋本さんと小山さんと一緒に、河北地区の仮設住宅で『つまかけ予防体操』を行ったので報告します。

各戸への声かけからはじまり、バイタル測定を行いました。
はじめての仮設住宅で、部屋の中の人に声を掛けるのは緊張しました。
河北地区の2ヶ所の仮説住宅を訪問しましたが、1つの住宅地は「さっきおばちゃん出てったから多分いないよ」と声を掛けてくれたり、知人同士で声を掛け合いながら集会所に出向いてくれていましたが、もう1つの住宅地は一戸一戸で孤立したような雰囲気の住宅地でした。
今まで別々の生活をしていた人たちが、一ヶ所に集まって生活することの難しさを感じました。

集会所に集まってからの雰囲気も、2ヶ所とも全く違いました。
しかし、共通して感じたことは「誰かとお話ししたいんだろうな~」ということです。
方言が強く聞き取れない言葉も多々ありましたが、一緒に笑うことは出来ました。
それだけでも、リハビリ相談会は重要な役割を果たしていると思います。

バイタル測定終了後、つまかけ予防体操を行いました。
東京の高齢者よりも、身体能力は高かったと思います。
個人的には、自宅でも継続して行って貰えるような体操を提案することよりも、外に出て他者と触れ合うことが大切だと思いました。
もちろん、継続して行って貰うことも重要ですが、コミュニティーの場を提供することにも大きな役割を感じています。

最終的には、呼びかけがなくても集会所に集まり、住人が指揮を執って自分たちからつまかけ予防体操を行うようになれば嬉しいと思います。

被災地でもそうでない土地でも、課題は同じ気がしました。
地域で繋がるということ…

地域性もあるので、それぞれの地区に合ったコミュニティーの充実も今後は影響するだろうなって言うのも感じています。
集会所で行っている”リハビリ相談会”が一つのコミュニティーになることは、とても意味を成すことかなと感じました。
あとは、みんなが自然に外に出て何かをしたくなるような環境を整えることの重要性も感じました。

体操後の別れ際に「また来てよ」と言って頂きました。
また行きたいと思います。

活動報告(菊池OT)


活動日:2013年2月7日
活動場所:雄勝地区

写真:時間前に集まって、待っている様子。

活動内容
1)血圧測定
2)体力測定:握力測定、TUG
3)おつまかけ予防体操(「つまかけ」は方言で、躓きの意)
4)茶を飲みながらの雑談

山間の急な坂の多い地区でした。
今回の活動場所は、元々住民が利用している集会場・公民館?機能のある憩いの家でした。この施設は高台にあるため、ほとんどの人が急坂を上って、1000歩から2000歩程度歩いてきていました。急な上り坂のため、歩数以上の効果があると思います。
体力測定として、先月測定していない方に握力、TUGを行いました。3名に行い、そのうち2名は3ヶ月前に行っており、比較しました。その結果、1名はTUGが大幅に時間短縮されており、1名は変化なしでした。TUGが向上した方は、前回のTUGを行った後、速く歩く練習をしたということで、トレーニングの結果が早々に表れていました。こうした体力測定を行い、前回と比較していくことが、住民の方々の意識を高めるのに効果があると感じられました。
つまかけ予防体操は、ストレッチとセラバンドを使用した筋力強化を行いました。柔軟性・バランス・筋力ともに年齢に比して能力が高いと思われました。冬は外へ出る機会が少なくなり、あまり歩いていないとことを自覚しており、トレーニングの必要性を感じているようでした。ほとんどの人が、毎回参加しており、次回の日程も確認し、体操への意識が高いと感じられました。
体操が終了してから、お茶を飲むために、テーブルを出し、お湯を沸かし、みなさん、こまごまと動いていました。やはり、仮設住宅の集会場と違って、自分たちの集会場だという様子が感じられました。
仮設住宅に住んでいる方々も、元々はこうした生活であったと思われ、震災前との比較はできませんが、体力が著しく低下している可能性も大きいと思いました。

活動報告(OT菊池)


活動日:2014年2月5日
活動場所:河北地区

仮設住宅でのリハビリ相談会に参加して

<活動内容>
1)当日各戸に声かけ
2)血圧測定
3)お茶を飲みながらの雑談
4)つまかけ予防体操(「つまかけ」は方言で、躓きの意)

<感想>
プログラムとしては、血圧・脈拍の測定、お茶を飲みながらのおしゃべり、体操、といったものでした。お茶を飲みながらのおしゃべりは、「これがいいんだよね」と、来られる方々の楽しみになっているようです。また、セラピストにとっても1対1の時とは違った話を聞く機会にもなり、双方にプラスになっていると感じました。こうした雰囲気の中での体操は、リラックスして、楽しく行えるようでした。また、話しやすい雰囲気があり、気軽に、「ここが痛いんだよね」「これができないんだよね」といった相談もしやすいようでした。自宅でも無理なくできる体操を取り入れており、中には家でも行っている方もいましたが、「家ではなかなかできない」という方の方が多いようでした。
このようなリハビリ相談会は、各仮設住宅で月1回と少なく、住民の方々が自主的に生活の中に体操を取り入れるようになることが必要だと感じました。震災前は、特に体操をしなくても運動量が豊富な方が多かったようですが、現在は、仮設住宅の敷地内という狭い範囲での生活となり、アクティビティを取り入れていかないと、体力維持が難しいようです。

震災から2年近くたち、仮設住宅での生活にも慣れ、生活は落ち着いてきたように見えます。しかし、最近では、家を再建するなどして、引っ越していく人も出てきており、仮設住宅とはいえ、ようやく慣れた家から引っ越す方は、新たな環境での困難も出てくるでしょう。これからますます住民の移動が増え、数年のうちには、全ての人が仮設住宅から自宅や復興住宅などへ引っ越すことになります。移動にともない、様々な支援が必要となってきます。これから、まだまだ支援が必要な状況だと感じました。

活動報告(OT小山)


戸別訪問で自主練習が、定着してきた方の報告です。

右麻痺にて仮設住宅住まいの男性Aさん。
もともと事務の仕事と船の仕事をされております。その気質も手伝ってか、麻痺があってもなんとかするんだという気持ちも大きい方です。
施設入所時は施設内を歩けましたが、仮設住居の中では不安が手伝って車いすも併用して移動されています。
仮設住居に戻ってから、歩くのが難しくなったのでいちど見てほしいとの保健師さんからの依頼でした。

12月橋本が伺ってみると、運動能力に比べ自宅内で移動・家事の自立度が低いことが判明しました。下肢の力をつけ、移動への不安の軽減や家事が行いやすくなるよう、『立ち座りの自主練習』を目標1日200回と設定しました。また、メモ帳を使って毎日チェックできるようにしました。

この自主練習のことを、毎月開かれている河北ミーティングで報告しました。そして、支援員さんや他の方が伺ったときに確認をしていただくようお願いしました。
そして、小山が1月に行ったときメモ帳にはしっかり毎日行っている記録がありました。Aさんに伺うと、「支援員さんにも、保健師さんにもやってるか聞かれるからやらないわけにはいかない」との返答でした。
自主練習は、定着がなかなか難しいこともあります。Aさんの場合、ご本人さんのやる気、そして支援員さん・保健師さん・リハ支援事業の連携で定着してきました!

また、自主練習をしてから手も上がりやすくなったと喜んでおられました。

これからも連携をとりながら、目標回数もあげていきたいと思います。そして日常生活への変化もみていきます。

【FTF石巻 有償ボランティア募集のお知らせ】


みなさま、いつもお世話になっております。face to face石巻です。
当団体は、昨年度から宮城県の健康支援事業リハビリテーション支援事業を受託し石巻市で活動している団体です。

このたび、3月までの長期有償ボランティアスタッフの募集をさせていただくこととなりました。
この事業は、非常に画期的であり、医療保険、介護保険の枠の外での活動となり、普通に療法士が勤務している環境では、見ることのできない
フィールドとなっております。
震災に限らず、日本の社会保障制度の穴がみえることでしょう。

そのため、課題も多くみえます。その反面、可能性を感じることでしょう。

地域は、宮城県石巻市河北地区、雄勝地区で、仮設住宅、在宅の方のリハビリ支援をしております。

このような方におススメです。
・いつか地域を見たいと思っている方
・どの専門性に進もうか悩んでいる方
・リハ職が地域でどのように貢献できるか考えている方
・自分の地域の防災・減災を考えている方
・何かしたい方

当団体にの活動に参加された方の活動報告です。

http://ftfreha.net/archives/category/report/

http://isinomaki.ftfreha.net/archives/category/report

下記は、条件となっております。

【条件】
交通費:実費。往復で上限4万円まで、新幹線・航空機可(特別シート不可、グリーン席不可)
食費:支給なし
有償ボランティア料金
 ・2週間:3万円
 ・3週:4.5万円 
 ・4週:6万円
宿泊場所あり(古いアパートのため不便な部分もあります。常駐スタッフと共用部分もあります。)

<お問い合わせ>詳しくは下記までご連絡ください。
ftf.ishinomaki@gmail.com
0225-22-7882

希望者は、下記の内容を入れて連絡のほどお願いいたします。
・名前
・職種
・活動期間
・居住地
・連絡先